おじんちょのよかった

過去のブログが閉鎖されたので、残しておきたい一部をこちらに転載しました。古い内容です。

誠実さは才能にはなりえない

SWITCHインタビューというドキュメンタリ番組、たま~に見ることがあるが、今回は片桐はいりだったので見入った。お相手は古武術で有名な甲野善紀。どんな会話になるんだろう、この二人で話しが噛み合うのかな、などと心配していたが、結構面白かった。

その中で、古武術の先生のことばが印象的だった。

「無駄な努力は、いろんなことの妨げになる。いかに余計なことをしないかが大事。」

「心と体はつながっているから、心の病を治すには、からだからアプローチするのがいい。文科省はもっと体育授業に力を入れるべきじゃないかな。」

さらに片桐はいりのことをこう評していた。

「誠実さは、ふつう才能にはなりえないんですよ。だけど片桐さんは誠実さが才能になる珍しいタイプの人ですね。一般社会では誠実な人は疲弊しちゃう。芸能界という場所は実際にドロドロしてるんだけど、たまーに一般社会では存在できないほど純粋な人がいるんです。そういう人が生きていける場所でもあるんです。」

これを聞いてちょっと考えた。一般社会でも、誠実さが才能になるところってないのかな。そんな仕事があったらよかったのに、と・・・