おじんちょのよかった

過去のブログが閉鎖されたので、残しておきたい一部をこちらに転載しました。古い内容です。

備忘録

おまえは目が見えないか 一向に構わない

ある小児科医の書いた文章を簡略化して紹介します。最後のことばに心討たれます. ① 米国で、ダウン症児を産んだ母親が産科医を訴えて勝訴したということが新聞に載っていた。ダウン症は、母親の年齢が高くなるにつれて、その発生頻度が高くなるために、米国…

正しすぎるということは

「正しすぎるということは、もはや間違っていることと同じである」 昔のブログにも書いていたと思うが、大河ドラマの平清盛の台詞。このフレーズが妙にしっくりきて、いろんなところで使っている。子どもの頃や若い頃は、どっちかというと正義感が強くて、正…

心のぽっかり

ドラマ10「この声をきみに」 視聴率は低迷してたらしいが、かな~り面白いドラマでした。竹野内豊と麻生久美子がこんなにもハマった役柄はないのでないだろうか。最終回の台詞より 僕のこころには いつもぽっかりした空間がある だから僕は この世に完璧な…

よい会話はミニスカートのようなもの

「他人とうまく会話する10の方法」という記事の中でのことば。なるほどミニスカートね、と納得。聞くスキルを磨くことが重要というのも、わかっちゃいるけどうまくできないんだな、これが。 よい会話はミニスカートのようなもの 興味が続くぐらい短くて 重…

人間の闇について

三浦弘行九段の不正疑惑の件で、「名人2ch」等の書き込みがあまりにも無法地帯でひどいので、げんなりしている。これまで将棋の情報収集にある程度参考にしていたサイトなのだが、まさに人間の闇を見るようで、気分が晴れないどころか、吐き気をもよおしてい…

森保一監督の指導法

サッカーで最も指導力のある日本人監督といえばサンフレッチェ広島の森保一監督。NHK仕事の流儀で密着取材されているのを見て、そのポイントとなる言動や姿勢を挙げてみる。 目先の結果に一喜一憂しない これは自分も常々そうだと思っているが、ドラゴンズフ…

誠実さは才能にはなりえない

SWITCHインタビューというドキュメンタリ番組、たま~に見ることがあるが、今回は片桐はいりだったので見入った。お相手は古武術で有名な甲野善紀。どんな会話になるんだろう、この二人で話しが噛み合うのかな、などと心配していたが、結構面白かった。 その…

不安で怖いのはあたりまえ

佐藤浩市のお悩み相談でのアドバイスがよかった。 「新しいことにチャレンジするときは不安で怖いものだよ。 だって新しいことなんだから不安になるのはあたりまえ。 チャレンジするんだから怖いのは当然。 不安にならないことなんて、そもそも新しくないん…

羽生名人のありがたいお言葉を息子に贈る

かねてからこのブログでも書いているか、息子のやる気を引き出すにはどうしたらいいかと悩んでいる。ダメ父ちゃんごときがアドバイスしても、失敗人生を踏襲するだけになってしまうし・・・。もうすぐ息子の誕生日。いろいろ思案した挙句、プレゼントは別で…

さりげなく周りが気持ちよくいられるように陰で努力している姿が美しい

TVの地方ニュースが森理世さんを取り上げていた。2007年ミス・ユニバースに輝いた森さんは、華やかな世界から一転、地元へ恩返ししたいと静岡で子どもたちにバレエを教える道を選んだことが紹介されていた。 華やかな世界を経験し、その後世界のチャリティー…

いじめで自殺した被害者は、同級生に暗い記憶を残した・・

「いじめで自殺した被害者は、同級生に暗い記憶を残したという点で、いじめる側にも立った」 曽野綾子さんのこのことばが、ネット上で多くの批判を浴びてるようだが、僕には批判に値するとは思えない。石田衣良さんも似たようなことを言っていたが、自分の考…

流行りの物よりも

SONGS「中島みゆき~夜会への招待~」より。時代の先端を走ってるようで、そうではなかったのかと、目からウロコの中島みゆきの言葉です。昭和の人間にとって勇気をもらえる言葉です。 「今流行りのものを作っていくってことよりも 時の流れが落っことしてい…

自分のダメなところを見せちゃおう

マギー司郎さんは、あの縦縞のハンカチを横縞に変えるという素晴らしく面白いマジックを披露するマジシャンですが、昔からとても好きなんです。NHKの「ようこそ先輩」に出演されて、小学校のクラスでこんな授業をやっていました。 自分の弱点は人に見せない…

いつまでたってもなんにも、気づいたりしません

昔はまっていたTVドラマ「女王の教室」の台詞から。摩耶先生が小学生の生徒に向かって言ったことばです。 今しかできないことはいっぱいあるんです。 それをちゃんとやらずに、 将来のことばかり気にするのはやめなさい。 そんなことばかりしていると、 い…

問題解決能力があるか

ジェームズ三木が昔、こんなことを言っていた。(うろ覚えだが) 「本当に優秀な人とは、有名な大学を出たとか、テストで高い点が取れるとか そんなんじゃないんです。 優れてるかどうかは、問題解決能力があるかないか、なんです。 この世の中、答えの出な…

昨日の月が満ちていたか

よく覚えていませんが、何かのTVドラマの台詞です。 昨日の月が 満ちていたか 欠けていたかは どうでもいい 今日見る月、明日見る月が 美しければ それでいい

正直者がバカを見る世の中だからこそ

高校の時の体育の先生ですが、この先生のことは名前も覚えていないし特に印象にも残っていないんですが、座学の授業で生徒に向かって言ってくれたことばだけは、ずっと焼きついてます。 「正直者がバカを見る世の中ってのはホントです。 だからこそ、少なく…

批判ばかりされた子どもは

当時の皇太子が子育てについて語った内容です。 つい最近、ある詩に出会いました。それはドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子供」という詩で、スウェーデンの中学校の社会科の教科書に収録されております。 批判ばかりされた 子…

決定的な挫折というものを、自分は経験していない

柔道の山下泰宏さんのTVインタビューでのことばです。五輪で金メダルを取り、選手として成功し、その後指導者としても成功した人。その陰にはとてつもない努力があったんだろうと思います。でも、その人が自分のことをこう評価していました。 「結果的に私…

なせばならないことだらけ

作家の曽野綾子さんのTVインタビューでのことばです。 「がんばれば夢が叶う」とか「なせばなる」とか 「いのちは地球より重い」なんてのは、違うんじゃないの。 世の中は、なせばならないことだらけ。 ひとりひとりは本当に無力で、小さな存在でしかない…